京都造形芸術大学 映画学科北白川派
映画の原点のあり様に立ち返る試み
映画『彌勒 MIROKU』が
フィルムオーケストラとともに京都で封切に
・8月10日 KIITO[神戸]
・10月18日 赤レンガ倉庫[横浜]
・10月22・23日 唐組紅テント[東京] に巡廻予定
『彌勒 MIROKU』は、林海象監督が2002 年に、稲垣足穂氏のご遺族に映画化の許可願いの手紙を書くところから暖めてきた企画。立命館大学在学時に家出同然に京都を出て東京に向かい、寺山修二氏の天井桟敷に加わるも、どん底の極貧生活に陥り、餓死寸前の状態から、デビュー作『夢見るように眠りたい』を発表するまで這い上がった過去を持つ監督自身が、極貧の中、原稿用紙に向かう稲垣足穂の自伝的小説『弥勒』に想いを重ね合わせ、脚本も自ら書き下ろして準備。東日本大震災や原発事故、世界的な経済の行き詰まりなど苦しい社会情勢の中、精神的にも実際的にもどん底にいる人々に向けた這い上がるためのメッセージが、叙情的な作品の中に織り込まれています。
フィルムオーケストラバージョンの入場料は5,000 円(豪華特典付き)。会場により、学生割引料金の設定があります。詳細はホームページhttp://0369.jp/でご確認ください。お問合せは、電話075-708-6199 またはメール info@0369.jp まで。
『彌勒 MIROKU』

【特徴】
1 稲垣足穂作品の初めての映画化
2 林海象と永瀬正敏が「私立探偵 濱マイク」以来17年振りにタッグを組んだ作品
3 各部門の現役プロフェッショナルの元、約60 名の学生がスタッフあるいは出演者として参加
4 配給・宣伝は、卒業生・在学生によって組織された「ミロク革命社」が行っている
5 通常の映画公開の枠組みを越え、独自の配給・宣伝を展開しているため、作品そのものから
配給宣伝の仕方まで、通常受ける多くの制約を免れ、既存の常識を超えた実験が試みられている
◆作品中に、実験的な映像が多彩に取り入れられている
◆生演奏付き上映で封切りという、ポスト無声映画時代では、恐らく世界で初めての試み
◆通常の映画公開の枠組みではないため、封切りの場所は東京ではなく京都
◆そもそも、稲垣足穂のような難解な作品の映画化は、数の動員が前提となる通常の映画公開の
枠組みでは難しい。一方、今回の『彌勒 MIROKU』は、2000 席分のチケット販売で収支バランス。
=>チケットの販売開始(5月8日)から2 週間で460 席既売
6 林海象監督のこのチャレンジを、俳優陣をはじめ、様々な分野のアーティストが支持
◆大月雄二郎氏(画家/フランス騎士賞受勲)、清川あさみ(アーティスト)、
秋山具義(アートディレクター)らは、映画ポスター原版のオークション落札価格を報酬の約束に、
ポスターデザインに参画
◆秋山具義氏(アートディレクター)は、配給・宣伝担当の「ミロク革命社」のロゴデザインも担当
7 同作品に出演した学生の内2名が、今年タレント事務所に所属し、プロの世界に一歩を踏み出すなど、
学生の試金石にもなった作品。
1 稲垣足穂作品の初めての映画化
2 林海象と永瀬正敏が「私立探偵 濱マイク」以来17年振りにタッグを組んだ作品
3 各部門の現役プロフェッショナルの元、約60 名の学生がスタッフあるいは出演者として参加
4 配給・宣伝は、卒業生・在学生によって組織された「ミロク革命社」が行っている
5 通常の映画公開の枠組みを越え、独自の配給・宣伝を展開しているため、作品そのものから
配給宣伝の仕方まで、通常受ける多くの制約を免れ、既存の常識を超えた実験が試みられている
◆作品中に、実験的な映像が多彩に取り入れられている
◆生演奏付き上映で封切りという、ポスト無声映画時代では、恐らく世界で初めての試み
◆通常の映画公開の枠組みではないため、封切りの場所は東京ではなく京都
◆そもそも、稲垣足穂のような難解な作品の映画化は、数の動員が前提となる通常の映画公開の
枠組みでは難しい。一方、今回の『彌勒 MIROKU』は、2000 席分のチケット販売で収支バランス。
=>チケットの販売開始(5月8日)から2 週間で460 席既売
6 林海象監督のこのチャレンジを、俳優陣をはじめ、様々な分野のアーティストが支持
◆大月雄二郎氏(画家/フランス騎士賞受勲)、清川あさみ(アーティスト)、
秋山具義(アートディレクター)らは、映画ポスター原版のオークション落札価格を報酬の約束に、
ポスターデザインに参画
◆秋山具義氏(アートディレクター)は、配給・宣伝担当の「ミロク革命社」のロゴデザインも担当
7 同作品に出演した学生の内2名が、今年タレント事務所に所属し、プロの世界に一歩を踏み出すなど、
学生の試金石にもなった作品。


上映スケジュール
<2013 年5 月28 日現在>
《京都》
◆2013 年7 月20 日(土)18:00~/京都文化博物館別館[入場料: 一般5,000 円] ※チケット完売
※主演の永瀬正敏氏が来場します
◆2013 年7 月21 日(日)15:00~/京都芸術劇場 春秋座[入場料:一般5,000 円 学生2,000 円]
※出演者全員が来場します
《神戸》
◆2013 年8 月10 日(土)15:00~/神戸KIITO ホール[入場料(写真展料込):一般5,000 円 学生3,000 円]
※主演の永瀬正敏氏が、撮影現場などで撮影した写真を展示した写真展を同時開催します。
《横浜》
◆2013 年10 月18 日(金)18:00~/横浜 赤レンガ倉庫[入場料:一般5,000 円]
《東京》
◆2013 年10 月22 日(火)・23 日(水)19:00~/東京唐組紅テント[入場料:一般5,000 円]
《横浜》
◆2013 年10 月下旬~(6ヶ月ロングラン決定)/横浜ジャック&ベティ
《東京》
◆2013 年秋(予定)/オーディトリウム渋谷
《京都》
◆2013 年秋(予定)/京都シネマ

資料提供:ミロク革命社様より