北のカナリアたち  あらすじ・解説など



湊かなえの衝撃作を、日本映画最高峰のキャスト・スタッフが紡ぐ

映画『北のカナリアたち』の主な舞台となるのは日本最北端の島、荒涼な大地広がる礼文島、利尻島。体感温度マイナス30度を超える極寒の冬と、高山植物が鮮やかに咲き誇る夏と、ふたつの季節をつなぎ一大ロケーション撮影が展開される。清冽にして凄烈――圧倒的な自然を背景に紡がれるのは、ひとりの女性が封印した「ある過去」についての、胸に迫る物語だ。東京郊外で図書館司書をしている彼女は、ある事件をきっかけに、北の離島の小さな学校で教師をしていた20年前に引き戻される。やがて、かつての教え子たち6人ひとりひとりと再会することになる「先生」。そこから、凍結されていた「真実」が思いもかけないかたちで氷解していく。そのとき、大きなキーとなるのが、子供たちの歌。単なる謎解きではなく、人と人との思うようには進まない関係性、それでもあるときしっかりと結ばれる絆の行方と情景が、かけがえのないものとして映し出されるのだ。そう、歌というもののなかに本来眠っているぬくもりが、凍てついた心を溶かすように綴られる映画なのである。柴田恭兵、仲村トオル、そして里見浩太朗という硬質な肌触りのベテラン勢が日本映画界を代表する女優、吉永小百合を囲み、さらには映画の未来を背負って立つ旬の若手演技派がずらりと揃うのも刮目すべきポイント。森山未来、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平というメンバーがヒロインの生徒たちとして一堂に会する豪華さは他に類を見ない。湊かなえの『往復書簡』(幻冬舎刊)に収録された「二十年後の宿題」を原案に、脚本を『北の零年』の那須真知子が手がける。メガホンをとるのは『どついたるねん』から『大鹿村騒動記』まで一貫して俳優たちを輝かせてきた名手、阪本順治。そして『剣岳 点の記』では監督も手がけ、人間と大自然を切り取らせたら右に出る者がいない名キャメラマン、木村大作が撮影を務める。吉永小百合自ら「かつてないジャンルの映画が誕生するかもしれません」と話す本作。はたして私たちは、スクリーンで何に出逢い、何に心揺さぶられるのだろう。

(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会   映画「北のカナリアたち」 公式サイト
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映画 『 北のカナリアたち 』 
[2012年日本]

【2012年11月3日公開】

監督:阪本順治 脚本:那須真知子
原案:湊かなえ 往復書簡 ~二十年後の宿題より~」
撮影:木村大作
【キャスト】
吉永小百合 ,柴田恭兵 ,仲村トオル ,里見浩太朗 ,森山未來 ,満島ひかり ,勝地涼 ,宮崎あおい ,小池栄子 ,松田龍平

先生が島を追われた日、
私達は歌を捨てた。

はじまりは20年前の事故だった。
「あの日、先生は途中でいなくなりましたね。どこに行ったんですか。」

(あらすじ)

小学校の教師・川島はる。彼女が赴任したのは北海道の離島にある生徒6人の小さな分校だった。生徒たちの歌の才能に気づいたはるは、合唱を通してその心を明るく照らし、響きわたるその歌声は島の人々を優しく包み込んでいった。そんなある日衝撃的な事故が彼らを襲う。その出来事で島を追われ、生徒たちの前から姿を消すはる。「先生は俺たちを捨てたんだ」生徒たちもまたそれぞれが心に深い傷を残してしまう。東京で暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。「なぜ、あの子が…」真相を知るため、北へ向かうはる。成長した生徒たちの姿に喜びながらも、20年もの間、それぞれがあの時に言葉にできなかった想いを抱え、生きてきたことを知り愕然とするはる。そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを生徒たちに明かしていく。凍てついた感情が真実となって氷解する時、物語は感動のクライマックスを迎える。

( チラシより )


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  1. 【映画作品情報(更新)】北のカナリアたち  解説、ちらしetc更新しました。  http://t.co/lDDy5vPc @cinemaj

  2. 巴さろん (@tomoe_saloon) — Tweet 2012/06/22

    7月には、ロケで礼文島に吉永小百合さんが来られるそうです。「おん年67歳とはとても見えない美しい女性でした」と、島の人が仰ってましたよ。⇒北のカナリアたち http://t.co/AyxS2QCf @cinemajさんから

  3. 映画のブログ — Trackback 2012/11/19

    『北のカナリアたち』 カラスがカナリアになった!?

     これはたいへん面白い企画だ。
     東映創立60周年を記念して、吉永小百合さんの主演映画を公開する。となれば、吉永小百合さんのイメージや、年配客が中心となるであろう客層を考…

  4. […] 北のカナリアたち 』 監督:阪本順治 脚本:那須真知子 原案:湊かなえ 「往復書簡 […]