「オイ達、アホでいいんだって」ほのかなユーモアが心に刺さる、新鋭・庄司輝秋が被災した故郷を舞台に描く、異色の傑作短編。

元ヤンの弘恵は、高校を中退してから仕事もせず、仲間からも母親からも疎まれ、鬱々とした日々を送っていた。そんなある日、弘恵は赤いランドセルのデブ少年・達利と出会う。のけもの同士、妙に気があった2人は、やがてつるむようになっていく。ある時、弘恵は達利が妹を事故で亡くしていたことを知り、悪気なく嘘をついてしまう… >>続きを読む