映画「 ぼくとママの黄色い自転車 」の感想


2009年08月17日 試写鑑賞

神奈川から小豆島。小豆島は岡山県と香川県の間あたりにある島。主人公は武井証くん演じる小学3年生の大志。すごいです。一人で自転車に乗って小豆島まで行ってしまうんですから。それも当初の予定では新幹線に乗って行く予定だったのが、大幅変更の無謀な旅になってしまったにも関わらず、数日で小豆島まだ辿り着く。映画ならではの醍醐味です?観終えた後、限りなく美しいファンタジーとして感じるままに観ることが出来れば、良い映画かな?と思いましたが…

母親が難病で、主人公が子供で、おまけにとてもカワイイ犬まで出てきて、子供の勇気や犬の行動の可愛らしさ、母との再会という贅沢な素材。そして旅の途中で出会う人物たちで盛り付けして、楽しませてくれます。特に明石で関西弁の女の子を登場させることで中だるみを回避し、メリハリある展開となっていて飽きることなく観れますし、不要な部分をビシバシと削り落としポイントを絞って描かれているのですが、この削り方が私にとって粗さを感じてしまった瞬間から、どうしても負の見方になってしまう作りに感じました。こうなると負の面を克服しながらの鑑賞となってしまうので、なかなか物語の中に入って行くことができず、旅で出会う人物たちの登場のしかたや、このシーンが無ければもっと素直に見れるのにとか、どうでもいいような細かいことが積み重なって、仕方なく表面だけを繋ぎながら観なければならないということになってしまいました。

物語の本質はとても良い内容だと思いますが、この映画「ぼくとママの黄色い自転車」を観て、大志が母に対する理想と現実をよく受け入れられたね、そして母に辿り着くまでの長い距離を本当にがんばったね、と思わせてくれるには、あまりにも小豆島までの距離感の無さ、そして出会った頼りない大人たちに対する大志の大人びた発言の数々の演出で、がんばったねと思えなかったのが残念です。

中途半端な嘘や隠し切れない秘密を持つ、ちょっと頼りない父親を阿部サダヲさんが演じ、しっかり者で、ちょっと大人びた子供を武井証くんは良く演じていました。武井証くんは「いま、会いにゆきます」の時に良い子役だなと思って観ていましたが、その時より更に成長されていました。「BALLAD 名もなき恋のうた」も楽しみです。

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