映画「 スカイ・クロラ 」の感想


2008年07月25日 試写鑑賞

私は年に1,2本程度しかアニメを観ることはないので(嫌いではないのですが)、このスカイ・クロラのレベルがどの位高度な技術かはわかりません。しかし“こだわり”レベルの異常な高さに感動してしまいました。徹底的に拘った、空、雲、海、大地、建造物、小物に至るまで、限り無く実写に近い映像はとにかく素晴らしいと思いました。それに反して、人間や動物などの生き物は限りなくアニメテイストの中で表情、しぐさなどの動きの繊細さにも驚かされます。空では戦闘機のバトルのスピード感がタイトに描かれ、アニメ・CGならではのアングルに迫力を感じました。そして地上では“間”を大切にした流れがスピード感あふれる空のシーンとまったく異なり、メリハリがあります。

物語は戦争ゲームの中でのちょっぴり大人のラブストーリーの雰囲気で私は好きでした。少々難しく感じるのは大人にならない“キルドレ”の存在。このキルドレに対してはどのような人物なのか詳しく描かれていないので観た人の想像により解釈が若干異なるような気がしました。

さて声の出演の方ですが加瀬亮さん、菊池凛子さんをはじめとする俳優の方々がメインの声を担当されています。この声に関しては私は特に違和感を感じる所か、逆に心地よかったです。草薙水素や函南雄一が、物語が進むにつれ菊池さんや加瀬さんに見えてきました。
動物にしても人間にしても、生き物が生き続ける限り、戦い、争いはどこかで行われている。その切なくも哀しい出来事が伝わってくるい映画でした。全体的に物語が淡く描かれていて、考えさせられる、感じさせられるテイストになっている映画だと思います。

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