映画「 クライマーズ・ハイ 」の感想


2008年06月17日 試写鑑賞

人それぞれ、どうしても耐えられない嫌なものがあると思うのですが、私にとってその耐えられない一つ、食べ物(ガム)を「くちゃくちゃ」と音を立てて食べるのは、どーーーーーーーーーーーーしても耐えられない。この映画「クライマーズ・ハイ」で、その生理的に嫌な音を、とても効果的に使って、嫌な人物像を演出している映画でした。映画「クライマーズ・ハイ」ですが、原作の横山秀夫さんが1985年の御巣鷹山日航機墜落事故を取材し体験した話だけあり、緊迫感ある、重厚な話でした。映画は墜落事故がメインの話でなく、この事故を追う新聞記者たちの報道に対する社内の闘いが描かれています。

まずダメだったのが、とにかくセリフが聞き取りづらいということ。これは会場が中野サンプラザ(ここはどちらかと言うとコンサートホール)だったからも知れないのですが、特に初めの高嶋政宏さんのセリフが聞き取れない。堤真一さんのセリフは問題なかったのですが…。映画全体的にリアリティを追求しているためかもしれないのですが、セリフをキャッチするのが難しい映画でした。ちなみにYahooのおうちで上映会で再度、見たときも高嶋さんのセリフはどうにかって感じでした。この全体的なセリフの聞き取り辛さ、それと冒頭で書いた「くちゃくちゃ」。この2点が気になった点なのですが、、、、高嶋さんのセリフの聞き取りづらさ、これは物語が進み事情がわかるとそういうことかということで強引に納得したことにしました。

とにかくスピード感があって見応えある映画だと思います。墜落事故のニュースが北関東新聞社に入ってからのフロアーの慌しさがスクリーンに映し出された時点で一気に引き込まれました。
新聞記者たちの情報収集合戦、そして紙面の奪い合い、権力派閥、締め切り時間との闘いが複雑に絡み合いながら描かれていてリアルに楽しめました。

映画は、堤真一さん演じる主人公・悠木和雄を中心とした新聞記者たちの情報に対する意地とプライドが強く描かれています。インターネットも携帯電話もまだ普及していない時代、誰よりも速く自分達で掴んだ真実を伝えることができるか?掴んだ情報を部門派閥と闘いながらいかに紙面に載せることができるか?現場を目撃した記者の真実を掲載できないもどかしさ、そして自社内部の真実を伝えられないジレンマに至るまでボリューム感ある内容だと思います。

ダイナミックに真実を伝えるプライド。そしてダイナミックに真実を伝えるということと背中合わせのリスク。リスクを回避するたのチェック・Wチェック・・・。そして決断。キャストの方々の迫真ある演技が更に映画を骨太なものにしていました。

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