映画「 バッテリー 」の感想


2007年02月23日 試写鑑賞

主演の林遣都さんは、さすが3000人のオーディションを勝ち抜いた球児だけあって、キレのあるピッチングフォームは素晴らしかったです。それに加えルックスもマンガから出てきたような顔立ちのよさです。映画「バッテリー」の良さの一つに役者が球児だということ。このキャスティングが成功しているといえるのではないでしょうか。ヘタに人気俳優を起用してヘボなピッチング姿では、バッテリーの苦悩がきっと伝わってこなかったと思います。

主人公の原田巧は球児でありながら礼儀などなっていなくて、ちょっと小生意気な性格に難ありの少年。でもこういう態度を取る背景がキチンと理解できるように描かれていました。前半、中盤と閉ざし気味の巧の心を表現していたと思います。回りを固めている少年たちもとても良かったと思います。弟役の鎗田晟裕さんも可愛いし、キャッチャー役の山田健太さんの笑顔も清々しくて好感がもてます。
邦画好き…としては、どこの学校にも一人は居そうな耳が大きな米谷真一さんにちょっと注目しました。彼を初めて見たのは行定勲監督の「髪からはじまる物語」で、とても印象に残った役者さんでした。TVではドラマ版「ちびまる子」のハマジ役、そして昨年放送された「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」にも出演されています。こういう個性的な男の子の俳優はそんなに多くないので、これからも色々と出演されるのではないかと期待しております。

物語はタイトル通り「バッテリー」の話が中心ですが、兄弟愛についても描かれています。病弱な弟と、どうしてもその弟に愛情が偏って、巧にきつくあたってしまう母の気持ちなど、見ている方としてもやるせなくなってきます。今回、巧の母親役を天海祐希さんが演じられています。母親役の天海祐希さんを見るのは私はこの映画が初めてです。天海祐希さんをはじめとする大人のキャストはベテラン揃いでした。

前半・中盤はとてもじっくり描かれていて、とても良かったと思いますが、後半はちょっと物足りなさを感じてしまいました。決して悪くはありませんが、もう少し密度があれば申し分なしだったと思います。

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