映画「 R246 STORY 」の感想


2008年08月24日 劇場鑑賞

映画「R246 STORY」はILMARIさん、VERBALさん、ユースケ・サンタマリアさん、中村獅童さん、浅野忠信さん、須藤元気さんら6名がメガホンを取ったオムニバスです。上映前に6名の監督の舞台挨拶がありました。R246は国道246号のことで、東京の千代田区から、青山、渋谷、三軒茶屋などを抜け、静岡県の沼津まで続いています。港区の青山あたりでは“青山通り”とも呼ばれています。この国道をテーマとして、6人の監督、それぞれが独自の視点で作った映画がR246STORYなのですが、どの作品もR246に対する個性溢れる視点で作品が作られていて、とても楽しめました。

R246に対する見方で面白かったのは中村獅童監督の『JIROル?伝説のYO・NA・O・SHI』。R246が静岡まで繋がっているということで、清水の次郎長の登場人物をベースの時代劇に現代の東京を絡ませたプチSFのお話で、中村獅童さん演じる石松が次郎長に命じられて現代の東京で世直しを行うのですが、時代劇のチャンバラシーンと現代の東京の映像エフェクトの融合が面白いと思いました。それから映画自体の斬新さはやはり青山真治さん脚本で浅野忠信監督の『224466』で、このお二人が組むと、やっぱりこういう映画になるんだと思える斬新的で映画ならではの良い意味で難解な作品でした(笑)この『224466』は加瀬亮さんの怪演も見所でした。『DEAD NOISE』は唯一のドキュメンタリー映画。『CLUB246』はとても現代的なストーリーで石田卓也さんの好演が光っていました。『ありふれた帰省』はとても真面目さが漂う作品でストーリー、そして演出など良い感じで好みの作品でした。そしてユースケ監督の『弁当夫婦』はR246で最高の場所だと私が勝手に思っている、いちょう並木を使った映画。この映画で私は初めて永作博美さんの料理を作る姿を見ましたが、手際も良く、弁当がとても美味しそうでした。ストーリーはとてもシンプルです。

予算の関係もあったと思いますが、どの作品も無理に背伸びした感じもなく、よくまとまっていて、楽しませてくれる映画でした。

詳細情報・あらすじ 感想・コメントを投稿する

関連記事:


《 関連作品 》