映画「 ノーボーイズ、ノークライ 」の感想


2009年08月09日 試写鑑賞

この映画「ノーボーイズ、ノークライ」の最大の見所?は妻夫木聡さんとハ・ジョンウが「アジアの純真」をカラオケ大会で歌うシーン。しかも“フルコーラス”という両俳優ファンにとっては嬉しくもあり、私のように特にファンでない者にとっては、さすがに“フルコーラス”は長すぎたシーンでもありました。妻夫木聡さん演じる亨とハ・ジョンウ演じるヒョングのお互い背負っている苦悩は違ってもやり場の無い気持ちは似ている二人。そんな二人の気持ちをぶつける重要なシーンではあるのですが…。

試写するまではハードボイルド色が強い物語かと思っていたのですが、そうでもなく物語の中盤あたりではスリル感も薄れ、亨が抱えている家族の問題が浮き出てきた時点でとても難しい社会問題がテーマとして組み込まれてきました。それも1つでなく幾つもの問題が亨の背中に圧し掛かっています。この映画「ノーボーイズ、ノークライ」では、その問題を背負う亨の精神状態が描かれていました。家族の問題から逃げる事も可能ではあるけど、逃げずに家族を守るため闇組織で働く亨。物語はこの重く難しいテーマに対してはハードボイルドなストーリーらしい答えだけを亨に用意し、亨の心の闇にスポットを当てて物語が展開します。そしてヒョングの存在で物語を面白くしています。そのヒョングを演じたハ・ジョンウはなかなか良いムードを漂わせていました。

脚本は「ジョゼと虎と魚たち」の渡辺あやさん。これまでの作品も難しいテーマが組み込まれていましたが、今回の「ノーボーイズ、ノークライ」では少々テーマを取り入れ過ぎているようにも思いました。物語の展開に関して少々荒っぽさはありますが、難しいテーマとハードボイルド色を絡めた面白みを感じる作品でした。

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